
建設業経理2級って難しい!?

会社から取るように言われました…。
どれくらい勉強したら合格できる??
どうも、現役経理ブロガーのジャックです。
今回は「建設業経理士2級」についてお伝えいたします。

建設関係に就職して経理配属になったら、会社から取るように言われますね…(汗)
私は新卒で入社した会社が建設関係だったので、経理に配属されたその日に受験するよう言われました。

合格方法などを詳しくお伝えするので、ぜひ最後までご覧ください♪
「建設業経理士2級」はこんな試験です
- 建設業に特化した内容
- 難易度は簿記2級より少し高い
- 使用する勘定科目が簿記と若干違う
「建設業経理士」と聞くと、なんだかとても難しそうな感じがしますが…
日商簿記2級に合格している方であれば、少しテキスト&問題集で勉強するだけで合格できます。

商業簿記だけを勉強している方は取っつきにくいかも…(汗)
合格までの学習時間(目安)
- 簿記の学習経験なし:4~6ヶ月ほど
- 3級合格レベル:2~3ヶ月ほど
- 2級合格レベル:1~2ヶ月ほど
だいたい簿記3級合格レベルまで2〜3ヶ月。簿記2級合格レベルまで2〜3ヶ月かかります。(※通信講座を使った場合の学習時間です)
そこから建設業会計を学ぶのに大体1ヶ月。
簿記をゼロから学ぶ人であれば、最短でも半年はかかると思います。

簿記2級合格者であればサクッと合格できると思いますが、ゼロから学ぶ人は大変ですね(汗)
独学での学習は可能?
- 学習経験ゼロ:かなり大変
- 3級合格者:出来なくはないが大変
- 2級合格者:独学でも十分いける
学習経験ゼロの方や3級合格レベルの方は独学だと大変です。
商業簿記とは少し感覚が違うので、工業簿記を学習していないのであれば混乱してしまうかもしれません。

ケチってやろうとすると時間・金・労力を無駄に消費してしまいますよ!
■建設業経理士におすすめの通信講座
- 資格の大原
- 生涯学習のユーキャン
(コスパ◎、おすすめ)
- ネットスクールWEBショップ
簿記2級合格者なら独学でもOK!
簿記2級に合格しているようであれば、独学でも全然OKです。
実際に私がやっていた勉強法は、
- テキストをざっくり読む
- 問題集を2回ほど繰り返し解く
勉強期間はだいたい1〜2ヶ月ほど。そこまでガッツリ勉強せずとも無事に合格できました。

テキストを軽く確認して、問題集を解いていけば絶対に合格できますよ♪
実際に使用したテキスト&問題集

Amazonで買えますよ♪
合格するためのコツ
①建設業会計で使用する勘定科目に慣れておく
「売上高」が「完成工事高」、「売掛金」が「完成工事未収入金」になるなど、勘定科目が通常の簿記と違うものがあるので注意しましょう。

問題を解いていれば違和感が無くなってくるので、繰り返し問題を解きましょう♪
②仕訳問題は確実に解けるようにしておく
通常の簿記と試験と同様、大問1は仕訳問題です。
ここで点数を稼いでおきましょう。もったいないケアレスミスにご注意を。

問題下に勘定科目群を載せてくれているので、そこから選んで答えましょうね♪
③用語の選択問題もあるので、ある程度理論も確認しておく
用語の穴埋め問題も出題されます。
用語群から選んで答える形式なので、難易度としてはまだマシな方だと思います。

用語の丸暗記はNG。ちゃんと意味を理解するようにしましょう!
④工事進行基準の解き方をおさらいしておく
高確率で工事進行基準の問題が出題されます。
建設業関係の企業に就職したら実務でも使うので、この問題はキチンと解けるよう学習しておきましょう。

実務でも使うので、ちゃんと理解しておきましょうね♪
■工事原価に対する理解も深めておく
完成工事原価報告書を作成する問題もよく出題されるので、そこも抑えておきましょう。
それぞれの工事ごとに「材料費」「労務費」「外注費」「直接経費」を把握し、間接費は作業時間で予定配布したりします。

簿記3級レベルの人はかなり混乱すると思います。テキストなどでしっかり理解するように!
【まとめ】コツを抑えて「建設業経理士2級」の合格を目指しましょう
この記事では「建設業経理士2級」についてお伝えしました。
あらためて内容を整理すると、
- 建設業に特化した内容
- 難易度は簿記2級より少し高い
- 使用する勘定科目が簿記と若干違う
簿記3級レベルで工業簿記を学習したことのない方は苦戦すると思います。
- 資格の大原
- 生涯学習のユーキャン
(コスパ◎、おすすめ)
- ネットスクールWEBショップ
※講座案内の資料などは無料でもらえます
簿記2級に合格している方であれば、テキスト&問題集だけでも十分です。

頑張って学習して、1発合格を狙いましょうね♪