経理になる予定なんだけど…。
日常にどんなあるあるネタがあるのか気になります。
こんにちは。ブロガーのジャックです。
今回は「経理のあるあるネタ」についてお伝えしていきます。
経理になる人にとっては気になりますよね!
いったいどんなネタがあるのでしょうか?
私はこれまでに大手企業と中小企業、上場企業の子会社で経理を経験してきました。
その経験をもとに、各社で実際にあったあるあるな出来事をまとめましたので、経理を目指している方は参考に、経理の方であれば共感して頂けると幸いです。
それでは、ゆるく紹介していきますね♪
経理あるあるネタ10選
- GWは忙しいがお盆は暇
- 名刺が全然減らない
- 繁忙期は話しかけるなオーラ
- 眼鏡をかけた独身社員がいる
- 1つの分野に特化した職人がいる
- ベテラン社員の存在感が半端ない
- Excelの強制終了に絶望
- 金額のコンマ無しにイライラ
- 社内から質問の嵐
- 単純作業の繰り返しで飽きる
以上が、私が実際に勤務していた感じたあるあるネタです。
他にもありますが、今回はこちらの10つをメインに紹介いたします。
経理をまだ経験されていない方にとっては「本当かよ!?」と思うこともあるかもしれませんが、すべて事実です。ノンフィクションです。
イメージとのギャップで戸惑うかもしれませんが、受け入れてください!
GWは忙しいがお盆は暇
どこの経理もたいていGWは忙しく、お盆は暇です。
基本的にGW期間は月末月初なので、経理は月次処理に追われて連休にすることができません。
さらに、会社によっては本決算の処理も並行してやらなければならないので、その場合はめっちゃ忙しいです。
GWの休日・祝日すべて出社みたいな地獄の状況にはなりませんが、有給で休みをつなげて10連休にするようなことは基本できないと思っておいた方がいいでしょう。
ただし、8月のお盆期間は暇です。過去3社すべて8月は暇だったので、私は普通に10連休取っていたこともありました。
もしお盆期間に休みを取りたくない場合は、休む期間を一週間ずらして、旅行に行ったりすることもできます。
8月のサマーバケーションを満喫できるのは経理の特権ですね!
名刺が全然減らない
経理は名刺が全然減りません。
もうびっくりするくらい使わないので、名刺をもらった時の状態のまま机の引き出しに眠ってしまいます。
そして役職が変わって名刺を作り直す際、これまでの名刺を総務に返却する時に「全然減ってませんね」と笑われます。
しかも一度名刺交換すればしばらくは名刺交換イベントが発生しません。
年間10枚くらい交換すれば多い方です。
なかなか名刺交換イベントが発生しないので、作法とか忘れないよう注意しましょうね。
繁忙期は話しかけるなオーラ
決算期などの繁忙期は、経理の話しかけるなオーラが半端ないです。
めちゃくちゃ他部門に気を遣わせます。みんなミスしないように殺気立って仕事します。
繁忙期は経理のみんながつらい思いをしますが、その中でも特にかわいそうなのが新人経理。
面倒見の良い先輩社員などがOJTしてくれていれば、どれだけ忙しくてもキチンと面倒みてくれますが、そういう人でなければ基本はほったらかしにされます。
何をしたらいいのかわからず、わからないことがあっても先輩や上司は殺気立って聞きにくい…そういった状況が数週間続いたりします。
個人的に最悪だったのが、電話応対で答えられない問い合わせがあっても、先輩や上司に相談できない状況にエンカウントした時です。
電話の相手には急かされて文句を言われ、助けを乞おうにも誰もそんな余裕はありません。
めちゃくちゃ申し訳ない気持ちで、勇気をもって先輩や上司に相談しても「早くひとりで対応できるようになれよ」と無言で圧力をかけられます。
慣れるまでの数年間、一人で仕事ができるようになるまでは本当に大変です。その点は理解しておくようにしてください。
繁忙期の経理の雰囲気は最悪です…。
新人はメンタルやられないよう気を強くもってくださいね。
眼鏡をかけた独身社員がいる
面白いことに、経理では必ず眼鏡をかけている社員が一人はいます。
そして独身率が以上に高く、クセの強い人が多いです。
まあ実際に接してみると、「あ~、なんか絡みにくいな…」って思うことでしょう。
そういう人はたいてい、
- 教えるのが下手
- コミュ力が皆無
- 仕事を自分で抱え込みすぎる
- たまに爆発する
- 異性の気配が全くない
通常であれば絶対にかかわりたくない特徴をすべて有しています。
ただ、仕事上ではどうしてもかかわらないといけない場面があると思うので、必要な時だけ絡んであとは壁を作っておいた方がいいです。
めちゃくちゃストレス溜まるし、本当に嫌な思いをたくさんすると思います(実際私がそうでした…)
早く仕事を覚えて独り立ちできるよう頑張ってください。
メガネ&独身の30~40代男性経理は基本地雷です。
1つの分野に特化した職人がいる
大手の経理に当てはまることですが、絶対に一つの分野に特化した職人社員がいます。
例えば、債権・債務の業務を何十年と担当している社員とか。
その業務だけしか担当していないので、他の業務についてはからっきしですが、担当している業務のことであればなんでも知っています。
仲良くしておけば、困ったときに必ず力になってくれるのは間違いないので、「同じ仕事を何十年もやってラクしやがって~」みたいに思わず、良い関係を築いていけるよう努力しましょう。
職人社員が経理部のキーマンだったりすることもあります。
一緒に仕事する機会があれば手取り足取り教えてくれるのでレベルアップできますよ!
ベテラン社員の存在感が半端ない
どこの部門でも同じなんですが、ベテラン社員の存在感がハンパないです。
役職がない社員でも課長以上の存在感出している人もいます。
特に経理のお局様は最強です。めっちゃクセ強いです。
このお局様といかに仲良くできるかで、その後の経理人生変わります。
ちゃんとお局様をヨイショして味方にすることができれば、めちゃくちゃ仕事がやりやすくなります(ムダに顔が広いので、根回しする時に助けてくれます)。しかし…
今はこういった存在感のあるベテランとバチバチにやりあうのがいいみたいな雰囲気になっていますが、場合によっては居場所を失いかねません。
可能な限りベテラン社員とは仲良くして、うまくコントロールしていきましょう。
Excelの強制終了に絶望
経理はExcelをめっちゃ使います。使わない日はないというくらい毎日Excelを触ります。
Excelを使えるか使えないかで業務スピードが全然違うので、経理の人たちは関数を覚えて効率化しようと日々頑張っています。
ただ、頑張りすぎて膨大なデータを関数を使って集計をしようとした結果、容量オーバーになって画面がフリーズ&強制終了なんてことはよくあります。
今は自動回復で強制終了される前の状態に戻ることもありますが、運が悪ければ戻らないこともあります。
なので経理の人は、画面が動かなくなった瞬間「ヤバイ!」と思ってしまうのです。
実際に経験した方ならわかると思うんですが、めっちゃ冷や汗かきます。
あれほど心臓に悪いことはありません…。PCが古い機種だったりする場合は注意しましょう。
金額のコンマ無しにイライラ
よく経理以外の部門の方は、金額を入力するときに「10000円」と打ち込んだりするのですが…
こんな感じで数字を打たれると「うわ…ダルっ!」って思ってしまいます。
というのも、この打ち方だと桁がハッキリとわからないんですよね。金額が大きければ大きいほど混乱してしまうのです。
新人のころはそこまで気にならないことかもしれませんが、年数を重ねることによってめちゃくちゃ気になるようになります。
管理会計で予算や計画を作る時に、もしカンマ無しの数字で資料を作ったら間違いなく怒られるのでご注意を。
他部門の方々、お願いだからちゃんとカンマ付けて数字を打ち込んでください…(涙)
社内から質問の嵐
管理部門なので仕方ないことなんですが、他部門からしょっちゅう問い合わせがきます。
特に営業からは債権・債務のことで必ずと言っていいほど問い合わせが来るでしょう。
それ以外にも、契約時の金銭に係る部分に対して質問してくる場合や、経費申請する時の勘定科目や税区分の選択など、金にまつわることはすべて経理に問い合わせがきます。
中には、上シスなどシステム関係の部門がない場合、経理に電話をかけてきて対応を依頼してくることも。
会社によって問い合わせがくる頻度はそれぞれですが、ひどい場合は1日中電話が鳴りっぱなしのところもあったります。
実際に私が新卒で働いていた大手企業は、やたらと社内から質問があり電話がしょっちゅう鳴っていました。
不慣れだったこともあり、電話対応だけで1日が終わったこともあります。
社内の問い合わせをうまくさばけるスキルは身につきますが、場合によっては電話恐怖症になったりもします。
全然イメージないと思いますが、経理は質問がやたら来るので、コミュ障にとってはキツいと思います。
なので、「人と会話したくないから経理になりたい」みたいな理由で経理を選ぶのはオススメしません。
単純作業の繰り返しで飽きる
経理は基本的にルーティンワークなので、慣れてしまうとラクできるようになります。
決められたことをコツコツとやっていけば仕事はできるようになりますし、周りからも必要とされます。
ただ、2~3年続けると段々飽きてきて、「俺なにやってんねやろ…」って思うときが来ます。
そのタイミングで転職を考える人がめちゃくちゃ多いです。
やりがいを優先する人にとっては地獄のような日々なので、思い切って営業に異動する人もそこそこいます。
モチベーションを保つのがめちゃくちゃムズイ!
おわりに
以上が、私が実際に働いて感じた経理あるあるでした。
あらためて内容を整理すると、
- GWは忙しいがお盆は暇
- 名刺が全然減らない
- 繁忙期は話しかけるなオーラ
- 眼鏡をかけた独身社員がいる
- 1つの分野に特化した職人がいる
- ベテラン社員の存在感が半端ない
- Excelの強制終了に絶望
- 金額のコンマ無しにイライラ
- 社内から質問の嵐
- 単純作業の繰り返しで飽きる
他にもいろいろとありますが、とりあえずトップ10だけを紹介しました。
今後は定期的に内容を更新していきますので、楽しみにしておいてください!