家族経営の会社ってヤバいの?
ブラックってよく聞くけど、本当なの?
こんにちは、ブロガーのジャックです。
今回は『家族経営の会社』についてお伝えしておきます。
上層部がほぼ社長の親族という、身内だけで会社を牛耳っている会社ですね。
実際に私は2年ほど家族経営の会社で経理をしていましたが、ハッキリ言ってブラックでした。
ビッグ〇ーター事件のようなヤバさではなくとも、世間一般的に「これはないやろ!」ってことが日常茶飯事で起こっています。
間違って就職・転職してしまうと、とんでもないことになりますよ。
ヤバい家族経営の実態|経験者が選ぶベスト10
- 給料が安く、ボーナスは寸志程度
- 残業代がまったく出ない
- 福利厚生は法定福利のみ
- 社長にゴマをするだけの上司だらけ
- コストカットが日常茶飯事
- コンサルや銀行などのカモにされる
- 社長一族は神様扱い
- 管理部門の人間は一族の忠犬
- 社長が会計を理解していない
- 創業者はカリスマだが2世はポンコツ
私の勤めていた家族経営の企業はこんな感じでした。
作り話は一切ありません。ウソと思うような内容が家族経営の会社では日常茶飯事で起こっています。
ビッグ〇ーターでなくとも、日本にはこんなろくでもない家族経営の企業がまだまだあるのです。
ヤバいおもしろエピソードがたくさんあります。ぜひ最後までご覧くださいね。
給料が安く、ボーナスは寸志程度
家族経営の中小零歳企業は給料が激安です。
「こんなのでどう生活すんねん!?」っていうくらいの薄給。家族を養わないといけないお父さん社員は本当に辛そうで、見ていてとても心が痛みました…
もし求人票に「将来的には年収〇〇万円も可能!」みたいなこと書かれていても、絶対に信用しないでください。
最初に提示された給料から全く上がりません。家族経営の会社は平気でウソつきます。
家族経営の会社は社員の給料をなかなか上げようとしないのです。
残業代がまったく出ない
私が勤めていた会社では、残業代は一切でませんでした。
どれだけ残業をしても残業代はZERO。固定残業代も一切ありません。
「いや、さすがにそんな会社ないやろ(笑)」って思うかもしれませんがマジです。
入社後に「残業代なんて出ないよ」と言われた時は絶望でした。
福利厚生は法定福利のみ
福利厚生も期待してはいけません。
私が勤めていた家族経営の企業の福利厚生は、法的に義務付けられたものしかありませんでした。
社宅や住宅手当なんて一切ナシ。昼飯代の補助なんかもなく資格手当もないので金がたまりません。
社員の生活のことなんて何も考えられていませんね。
社長にゴマをするだけの上司だらけ
上司は全員、社長にゴマをするような人しかいませんでした。
社長に嫌われると1発アウトなので、管理職の人たちは全力で社長をよいしょします。
もちろんそんな人たちが部内の人間を纏められるはずもなく、トラブルが起こった時は最悪です。
私が勤めていた会社では、災害が起きた際に被害を受けた客先へ部下を向かわせたバカ上司もいました(2次災害の可能性があるにも関わらず)
「俺に逆らうと社長にまで話いくぞ!」と若手を脅していましたね。
コストカットが日常茶飯事
家族経営の企業はコストカットが日常茶飯事。
経理や総務などの管理系のトップが社長の親族だったりすると最悪です。
徹底的にコスト削減を掲げるので、無理難題を平気で言ってきます。
「出張旅費を使いすぎるな!」「でも売上は確保しろ!」みたいな感じ。
「会社の金は俺の金」みたいな感じです。
コンサルにはムダ金払うクセに、社員には全く還元しません!
コンサルや銀行などのカモにされる
家族経営の企業はコンサルや銀行のカモにされます。
社員の意見は聞こうともしないのに、コンサルや銀行の意見は聞こうとするのです。
幹部連中が社長のゴマすりしかできないので、方針を決めるには外部から意見を貰うしかないのでしょう。
まあそれだけなら、コンサルにムダ金が流れるだけなんですが…
例えば、
- 評価基準を変えましょう
- 新しいシステムを導入しましょう
- チェック体制を強化させましょう
こんな感じで色々と仕組みを変えようと提案しますが、実行するのは我々社員です。
社長一族および忠犬の幹部たちは口を出すことしかしません。
コンサルや銀行のせいで、余計な仕事がめちゃくちゃ増えました。
社長一族は神様扱い
社長一族は神様のような扱いをしなければなりません。
前社長とその奥さん(社長のご両親)、現社長とその奥さん、そして子供たち。この人たちには最大限の敬意を払わないと、一族経営の会社ではやっていけないでしょう。
まあ、前社長夫婦と現社長夫婦には敬意を払わないといけないのはわかるんですが…
会社に所属していない息子に対しても、会えば最敬礼しなければなりません。
社長の息子にに対して、「次期社長だから」と媚を売る管理職たちがみじめでした。
社長一族に対しては、たとえ子供であっても最大限の敬意を払わないといけません。
管理部門の人間は一族の忠犬
所属している社員は社長一族の手下みたいなものになりますが…
管理部門は一族の忠犬のように働かないといけません。
理由としては社長との距離が近く、奥様が管理部門の部長をやったりするからです。
何かあれば、社長や奥様から直接話が来て、それを代理で社内に展開していかなければなりません。
そして他部門の人間からこういわれるようになるのです。「アイツは社長一族の飼い犬だ!」と
基本、社長や奥様が言うことに対して反論なんてできないですからね。社長と奥様の伝令役になってしまうことが多いんですよ。
社長が会計をまったく理解していない
社長が創業者でない場合(2世など)は会社の財務・会計情報をまったく理解していないこともあります。
そんな社長の場合、税理士が何かアドバイスをしても「経理に任せてるから知らん!」しか言いません(笑)
まあ、経理部長が超優秀で、唯一社長ファミリーに対して口出しできる方だったから問題はありませんでしたが、経理部長もゴマすりのポンコツだった場合は間違いなく潰れていましたね。
自分の会社なのに、財務状況をまったく把握できていないなんて…。
創業者はカリスマだが2世はポンコツ
創業者がカリスマで大きくなった会社に、2世が後を継いだ場合は要注意です。
これはマジで危険です。ビッ〇モーターみたいなことは稀ですが、なにかしら起こります。
実際に私が勤めていた会社は、2世がまったく決断できない人間だったので、会社の方針がまったく定まりませんでした。
ただ、余計な事だけの決断は早く、先代が培ってきたブランドを勝手に一新したりして、周りからすれば「なにやってんねん!」という感じでした。(もちろん直接いうことはできませんでしたが…)
息子が後を継いだ会社は要注意ですね。
ブラックな家族経営の企業に転職しないためには
ブラックな家族経営の企業に転職しないためには、
- 企業名に社長の名字が入っていないか
- 会社情報に記載されている役員の名字が同じでないか
- 転職会議で家族経営と明記されてないか
家族経営を匂わせる情報がないかどうか、しっかりと確認しましょう。
転職エージェントを利用する場合は、アドバイザーに対してしっかりと「家族経営NG」と伝えましょう!
内定欲しさに妥協して家族経営の企業に就職してはダメですよ!
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職種別アドバイザー | あり | なし | あり | なし |
土日の対応 | 土曜のみ | 土日対応 | 土曜のみ | なし |
スカウト機能 | なし | あり | あり | あり |
転職サービスを利用するなら、有名どころを利用するのがベターです。
基本的には総合型と特化型(またはハイクラス)の2つを上手く利用していけば良い転職ができることは間違いありません。
先ほどもお伝えしましたが、転職エージェントを利用する場合は、最初に必ず「家族経営の企業はNG」と伝えましょう。
タイプの違う転職サービスを使って、上手く転職活動を進めていきましょうね。
【まとめ】家族経営の企業には絶対に入るな!
この記事では『家族経営の企業』についてお伝えしました。
あらためて内容を整理すると、
- 給料が安く、ボーナスは寸志程度
- 残業代がまったく出ない
- 福利厚生は法定福利のみ
- 社長にゴマをするだけの上司だらけ
- コストカットが日常茶飯事
- コンサルや銀行などのカモにされる
- 社長一族は神様扱い
- 管理部門の人間は一族の忠犬
- 社長が会計を理解していない
- 創業者はカリスマだが2世はポンコツ
ウソのようなことですが、すべて事実です。
家族経営の企業は利益が出ていてもなかなか社員に還元しません。自分たちの懐を麗しときたいので徹底的に内部留保を確保したがります。
社員の事よりも、まずは家族優先。ビッ〇モーターのような超ブラックな事実は発生しなくとも、「なにやってんねん…」と思うことは多々あるでしょう。
そんな家族経営の会社に入らないようにするには、事前のリサーチが超重要。「転職会議
そして転職エージェントを使って転職する際は「家族経営の企業を除外してください!」と担当のアドバイザーに事前に伝えておきましょう。
そうすれば、紹介してもらえる求人から家族経営の企業を除いてくれます。
私が入社した企業はとんでもないブラック企業でした。みなさんもこんな会社に入らないようご注意を!