会社の独身寮に入居して良かった点・気になった点

こんにちは、ブロガーのジャックです。

今回は「独身寮」の生活についてお伝えしていきます。

私はこれまで2社の独身寮に入居し、トータルで6年ほど生活していました。

この記事では、筆者自身のこれまでの経験を踏まえ、独身寮で生活して良かった点・悪かった点を詳しくお伝えしていきます。

はじめに、結論を先にお伝えすると、

「独身寮」に入居するデメリット

家賃が格安

独身寮は家賃が激安なので、家賃負担を抑えたい方にとっては非常におすすめ。

実際に私が入居していた寮の家賃は、以下の通りです。

普通に部屋を借りるのであれば、都内なら８万～10万、地方都市であれば５～７万ほどかかりますが、寮だと5,000円～1万円程度（高くても3万くらい）で暮らせます。

可処分所得が5万円ほどアップするので、かなり裕福に暮らせることは間違いありません。

朝・夜の食事つき

ほとんどの独身寮は、朝飯と晩飯を提供してくれます、

もちろん有料ですが、賃貸での1人暮らしを経験した身からすると、仕事から帰ってきて夕食を出してくれるのはめちゃくちゃありがたい…。

帰りにスーパーによって食材を買い、家に帰って自炊なんて無理。よほどの料理好きでない限り、仕事終わりにそんな気力ありません。

料理の質は寮によりけりかもしれませんが、私が入寮していたところはどちらも美味しい料理を提供してくれていました。

栄養バランスも考えられているので、健康志向の方には非常にありがたいですね！

大浴場あり

独身寮には、施設内に大浴場が設置されていることが多いです。

大体どこも夕方6時頃から準備してくれているので、帰宅してすぐにお風呂に入れます。

そして手足を思いっきり伸ばせます！

毎日温泉気分を堪能することができるのは、お風呂好きにはたまりませんね。

お風呂掃除＆準備をしなくていい分、他のことに時間を回すこともできるので、忙しい方にはかなりオススメです。

フィットネスルームあり

場所にもよりますが、私がいた独身寮には「フィットネスルーム」がありました。

寮生は以下のトレーニングマシンを24時間無料で使うことができます。

このように、トレーニングする環境は整っていたので、わざわざジムに行って高い利用料を払う必要はありません。

トレーニングが終わったら、そのまま自室のお風呂 or 寮の大浴場に入って汗を流せばいいので、手間もかかりません。

ちゃんと運動して、健康的に過ごしたい方にとっては最高の環境だと思います！

設備のトラブル等は管理人に相談すればOK

一人暮らしする時によくある設備トラブルだと思います。

こういった時、賃貸での1人暮らしの場合は管理会社やオーナーに連絡して対応してもらいますが、対応がめちゃくちゃ遅いのでイライラします。

過去に設備対応を依頼したときは２～３週間程度かかり、対応後には設備周りが汚れていたりしたので、管理会社やオーナーがハズレの場合はかなりストレスを感じるかと思います。

しかし、独身寮は管理人が常駐していることもあり、軽い修理であればすぐに対応してくれます。

専門の業者が必要な際はすぐに手配してくれるので、長くても２～３日で設備は復旧すると思います。

「独身寮」に入居するデメリット

アフター５や休日でも同じ会社の方とエンカウントする

独身寮で生活をするなら、仕事時間外でも同じ会社の人間と顔をあわせる可能性があります。

まあ、同じ部署の人間がすべて独身寮で生活しているわけでもないので、他人と廊下などですれ違っても「誰だコイツ」みたいな感じで気を使うことはないでしょう。

ただ、気になる人はめちゃくちゃストレスを感じると思います。

休みの日も周りに同じ会社の人間が住んでいるということがイヤな方はやめておいたほうがいいかもしれません。

仕事中以外で同じ会社の人間の近くにいたくない方はやめておきましょう。

寮会や避難訓練などで貴重な休みが奪われる

独身寮であれば年に１度、寮会や避難訓練が休みの日に開催されることがあります。

寮のルール確認や非常時による行動の再確認など、やらなければならないことではありますが、正直なところかなり面倒臭いです。

貴重な休日の時間を使って同じ会社の人と仕事の延長みたいなことをしなければならないのは本当にストレスがたまります。

寮会や避難訓練は会社の総務部の人も立ち会うこともあるので、仕事感が満載です

先輩や同僚が部屋に押し寄せてくる

もし同じ寮内に顔見知りの先輩や同僚がいて、その人たちがマナーのない人間なら酒をもってアポなしで部屋に押し寄せてきたりします。

そして何時間も入り浸り、気づいたらオールナイトみたいなことも。

今の独身寮は部屋で騒ぐことが禁止されているので、部屋飲み自体は少なくなっているかもしれませんが、部屋まできて飲みに連れ歩かされる可能性もあります。

変な先輩や同僚に目をつけられる可能性もあるので、そういったのがイヤな方は普通の賃貸に住みましょう。

洗濯が不便。外干しできない場合も

独身寮では洗濯機は共有スペースに置いてあるので、わざわざ部屋から出て洗濯しにいかなければなりません。

もし洗濯機が全て稼働中ならば、洗濯したくてもできないのでかなりイライラすると思います。

また、独身寮は外干しができないところが多く、乾燥機の使用を義務付けていたりしますが、まったく乾きません。

電気乾燥機であれば２回くらい回さないと生乾き状態です。

友人や彼氏・彼女を部屋に連れ込めない

独身寮は防犯の観点から、基本的には部外者立ち入り禁止です。

なので、友人を部屋に連れ込むことは残念ながらできません。

恋人も残念ながらアウト。家デートは諦めてください。「バレないだろう」と思い勝手に連れ込むとバレた時ヤバいです。

てかバレます。普通に防犯カメラに映っているので。

そういったルール違反を犯せば即会社に報告されてしまうので、ホテルを利用しましょう。

バレたら強制退寮の可能性もあるので注意してください。

自主退寮する場合はご注意を

こういった方もたくさんいらっしゃるのですが、一つだけ注意点があります。

自主退寮した場合、今後は借り上げ社宅に住めなくなる可能性があります。

会社にもよりますが、結婚すれば借り上げ社宅で生活させてもらえる場合があるので、安易に自主退寮するのはオススメしません。

借り上げ社宅制度があれば家賃10万円以上するマンションに自己負担２～３万で住めたりするので、そういった制度がないかどうかしっかりと確認しておいてください。

「社宅の制度を知らないまま退寮して後悔した…」とならないよう、内規を確認しましょう！

寮に入りながら賃貸マンションに住むという裏技もあり

自主退寮はしたくないけど、寮に住み続けるのはイヤだな～…。

そういった方は自主退寮せずに、賃貸マンションを借りて生活すればOKです。

寮代とマンションの賃貸料を払う必要はありますが、そもそも寮代は大体５千円～１万円程度と格安なので少し節約すれば大丈夫なはず。

ただ会社にバレると面倒なので、同じ会社の人を家に招待して宅飲みするようなことはやめておきましょう。

寮を出るタイミングは？？

社会人生活に慣れるまでは寮で生活するほうがオトクだと思います。

ただ、もし寮を自主退寮してもペナルティがないのであれば、上記のようなタイミングで寮を出るのもありだと思います。

実際に私は彼女と同棲するタイミングで退寮し、そのまま結婚しました。

寮は出費を抑えて快適な生活ができるので、独り身でいる方がラクだと感じてしまう人も多く、婚期を逃してしまう人もかなりいます。

もし、結婚願望があるようなら、どこかで退寮して普通の賃貸に住んで、家事スキルを鍛えたほうがいいかも。

「独身寮」はこういった方にオススメ

独身寮に入居するためには？

有名な大企業であれば高確率で独身寮を所有していると思います。

大企業でなくともその子会社であれば同じ福利厚生を利用できるので、大企業の子会社にも積極的にエントリーしましょう。

大企業やその子会社でなくとも、寮を完備している企業はたくさんあるので、そういった企業は入寮ドットコムで探してみてください。

まとめ

この記事では独身寮のメリット・デメリットを紹介しました。

あらためて内容を整理すると、

まず1番のメリットとしては、家賃負担を抑えられるので金が貯まるというところ。

可処分所得を上げて少しでも裕福な生活をしたいのであれば、寮に入った方がいいと思います。

また、ごはん付き＆大浴場ありなので、健康的な生活を送れるのは間違いありません。

ただし、部外者を寮に入れることができないなど、いろいろと制約はあるので、その点だけは理解しておくようにしてくださいね。