中小企業の経理ってどうなの?
年収や職場環境、仕事内容など詳しく教えて!
どうも、ゆるりブロガーのジャックです。
今回は『中小企業の経理について』お伝えしていきます。
年収や仕事内容、職場について色々と気になって不安ですよね…。
先に結論をお伝えすると
- 平均年収は300万くらい
- オーソドックスで基本的な経理の仕事を学べる
- 経理の人数は2~3人と少なめ
大企業に比べると年収が低く人数も少ないですが、中小経理ならではの魅力もあります。
中小企業の経理に就職・転職予定の方は、ぜひ最後までご覧ください。
中小経理の年収は平均で300万
引用:『賃金構造基本統計調査』より
調査によると中小の平均年収は約300万円。
実際にわたしが勤務していた中小企業では
- 20~30代:300~380万
- 40~50代:380~500万
- 50~60代:500万~
40歳になって管理職になれば一気に増えるという感じでした。ただ、
思った以上に年収は少ないですね…
大企業と比べるとかなり年収は低いです
正直なところ、大企業と比べるとかなり年収は低くなります。
会社にもよりますが、以下のような企業も普通にあります。
- 20代なら手取りは20万円以下
- 福利厚生は特になし
- 残業代は出ない
1人暮らしをする場合、かなりギリギリの生活になるのでご注意を。
福利厚生が充実していればいいんですが…
中小はあまり期待できませんね。
年収を上げる努力は絶対に必要です
もし入社して年収に満足できないようなら
- 3年ほど実務経験を積む
- 簿記1級やTOEICの勉強をする
- 大企業または高年収の企業に転職する
大企業なら平社員でもある程度の生活はできますが、中小企業ならギリギリです。
年収アップできるようスキルを磨いておきましょう♪
中小経理はオーソドックスな仕事内容
中小経理の仕事は『入金・支払の管理』と『記帳作業』がメインです。
具体的には
- 取引の把握
- 仕訳作成
- 入金・支払・振替伝票の作成
- 総勘定元帳・補助元帳の作成
- 財務諸表の作成
大企業のように連結や監査対応などのレベルの高い仕事はありません。
オーソドックスな仕事をコツコツこなしていく感じです。
基本的な経理の仕事を学べる環境ですね!
中小経理の仕事は本当に簡単なの?
税務関係などめんどくさい仕事もあるでしょ(笑)
もちろん法人税の申告書作成などルーティーンではない仕事も発生します。しかし、
ほとんどの中小企業は税理士に委託しているはずなので心配する必要はございません。
なにかイレギュラーな事があれば税理士に確認できるのでご安心を!
経理の人数は2~3名くらい
中小の経理は少数精鋭です。
少ない人数で協力しながら仕事を進めていく感じ。メリットとしては、
- 報・連・相しやすく、決裁スピードが早い
- 会社から重宝される
大企業のように決裁に数週間、数か月かかるような事はありません。
中小は小回りが効くので、何事もスピーディに進められますよ!
経理は貴重な人材として扱われます
経理部員を重宝してくれるのも魅力の一つです。
昨今の経理は常に人手不足なので、辞められると会社は非常に困ります。
そういった状況にならないよう、最近は従業員のケアに力を入れているところが多いので従業員にとっては働きやすい環境になっています。
なにかあれば面談で正直に話しましょう!
中小経理のデメリットは?
- 人間関係がこじれると地獄
- 「なんでも屋」にされる可能性あり
人間関係が良好なら超ホワイトですが、こじれると超ブラックな職場になります。
内定ほしさに「この人と話合わないけど、まあいいか…」みたいな感じで妥協するのはオススメしません。
中小経理においては、人間関係は本当に重要ですよ!
「なんでも屋」にされないよう注意するのも必要です
人数が少ない関係で「なんでも屋」にされてしまう可能性もあります。
任される仕事が「経理業務」であれば問題ないのですが…
- システム管理
- 総務のお手伝い
などといった「これ経理の仕事?」的なこともさせられることがあります。
経理のシステムを管理していたら、社内全体のOS管理にさせられていたなんてこともよくある話です。
正式に任命されてないのに、勝手に担当にされるのは辛いですね…
優良な中小企業に入社する方法
転職時の行動が超重要になります!
内定をゴールにしないよう注意しましょう。
経理に強い転職エージェントを必ず利用する
経理に強い転職エージェントを必ず利用するようにしましょう。
理由としては、
- オススメの非公開求人を教えてくれる
- 職場の内情を出来る限り詳しく教えてくれる
- 調査会社を利用しているので、健全な会社を紹介してもらえる
間違っても『転職サイト』を利用して転職しないように!
■経理に強い転職エージェント
- MS-Japan
(管理部門に特化! 非公開求人多数!) - マイナビエージェント
(20~30代におすすめ! 経理専任のアドバイザー在り!) - ジャスネットキャリア
(経理・会計事務所の転職に強みあり!)
しっかりとエージェントの方と話し合って、自分に合った企業を見つけましょうね♪
面接では一緒に仕事する人の言動をチェックする
面接では一緒に仕事をする社員の方が面接官として参加します。
その方とはじっくりと話をするようにしましょう。
その時に、以下のポイントを確認してください。
- 社員の方の言動や表情
- 上から目線で話さないか
- 表情は豊かで接しやすいか
一緒に仕事をする方と話が合うかどうか。
しっかりとチェックしましょうね。
職場見学を申し出て、職場の雰囲気を確認する
これは本当に重要です。
企業側から提案されることもありますが、基本的には自分から申し出るように。
もし職場見学OKであれば、以下のポイントについて確認してみましょう。
- 経理部の方の机の上が書類で埋もれていないか
- 挨拶をしたらキチンと笑顔で挨拶を返してくれるか
- 部全体の雰囲気がギスギスしていないか
その場合、だいたい入社してから「あの時の自分の感覚は正しかった…」と後悔すると思います。
「面接時に聞いていた話と違う!」とならないよう、職場見学は必ず申し出るようにしましょうね。
【まとめ】中小経理は年収は低いが、基本的な仕事を覚えられます!
この記事では『中小企業の経理』についてお伝えしました。
あらためて内容をお伝えすると
- 平均年収は300万円くらい
- 仕事内容はオーソドックスな経理業務
- 2~3人で仕事を回す
給料に難ありですが、経理の基本的な仕事を学べますよ♪
■年収については大企業と比べると低いです。
勤める会社や地域によって違いはありますが…
一人暮らしをする場合はギリギリの生活になると思うのでご注意を。
もし入社して年収に満足できないようなら
- 3年ほど実務経験を積む
- 簿記1級やTOEICの勉強をする
- 大企業または高年収の企業に転職する
給料に満足できないなら、大企業に転職するしかないですね…
■中小経理は基本的な経理の仕事を学べます
具体的には
- 取引の把握
- 仕訳作成
- 入金・支払・振替伝票の作成
- 総勘定元帳・補助元帳の作成
- 財務諸表の作成
大企業のように難しい業務はありません。
法人税の申告書作成など、難しそうなことは担当の税理士がやってくれます。
難しい業務はないので安心してください。
■職場の人数としては、2〜3人。少数精鋭です
メリットとしては
- 報・連・相しやすく、決裁スピードが早い
- 会社から重宝される
上層部との距離が近いので、スピーディに物事を決めることができます。
不満点などあれば、面談で伝えると解消されることも。
「いないと困る!」と思われる社員になれるので、やりがいを持って仕事ができますね♪
■中小経理で働くうえでの注意点
- 人間関係がこじれると地獄
- 「なんでも屋」にされる可能性あり
人間関係が良好なら超ホワイトですが、こじれると地獄です。
面接時にどんな人と一緒に仕事をするのかよく観察しましょう。
また、人数が少ない関係で経理業務以外もさせられる「なんでも屋」にならされる可能性もあります。
情報システム部がなければOS関係の担当者にさせられる事もあるのでご注意を。
転職エージェント経由で職場見学ができないかどうか依頼してみましょう。
<参考>経理に強い転職エージェント
- MS-Japan(管理部門に特化)
- マイナビエージェント(20~30代におすすめ)
- ジャスネットキャリア(経理の転職ならココ)