内定がもらえません…
こんなに頑張っているのに…
なんでなの??
こんにちは、ブロガーのジャックです。
本日は「経理転職で内定を貰えない人に共通していること」についてお伝えします。
内定を貰えないと、焦っちゃいますよね〜…
なんで落とされるかも分からないし、モチベも下がります(涙)
今回はそういった方の為に、自身の経験を踏まえつつ、経理転職で内定を取ることができない方の特徴をお伝えします。
先にこの記事の結論をお伝えすると、
<未経験者>
- 応募数が少ない
- 簿記検定合格=転職できると思っている
- 「なぜ経理なのか?」を上手く説明できない
<経験者>
- 身の丈にあった企業に応募していない(応募要件を満たしていない)
- 過去の仕事内容&実績を上手く伝えられない
- 希望条件を上手く絞れていない
それでは、詳しく解説していきますね♪
内定がもらえない方の特徴【未経験者編】
その① 応募数が少ない
まず未経験者で経理の内定がもらえない方に共通していることは「応募数が少ない」という点。
20〜30社お祈りされただけで落ち込んでいる方もいらっしゃいますが、そのくらい落ちて普通です。
そもそも、経理未経験者が経理に転職するなんてめちゃくちゃハードルが高く困難なこと。
リアルな話、100社受けてやっと1つ掴み取れるかどうかのレベル。
たった数社受けただけでは、よほどの幸運の持ち主でない限り決まらないでしょう。
なので、未経験者の方は100社以上受けるくらいの気持ちでやってください。
100社受けてでも絶対に経理になる!
そういった方でないと、内定を取るのは厳しいかも…
その② 簿記検定合格=転職できると思っている
- 簿記検定に合格していたら余裕でしょ!
-
残念ながら余裕ではありません。
いろんな通信講座で「簿記検定を合格すれば転職に有利になる!」みたいなことを宣伝しているせいか、簿記検定合格=転職できると思っている方が多いですが…
経理転職はそんなに甘いものではありません。
まあ、1級とか税理士の科目合格を持っていれば話は別。上手くPRすれば転職で有利になることは間違いありません。
ただし、3級や2級の合格だけの場合はそこまで有利になることはないでしょう。
企業からすれば、経理になりたいのであれば2級くらいは最低限合格しておいてほしいというのが本音です。
簿記3級(2級)合格で転職を成功される方のほとんどは、簿記検定だけではなく、前職での仕事に対して自信を持っている方であったり、前職の経験をどう経理に活かすかを上手くPRできる方です。
結局は資格よりも、前職で何を頑張ったのか・それを経理でどのように活かせられるのかをしっかりと説明できる方が大事!
辛いですが、これが現実です…
簿記2.3級に合格したからといって、経理になれる保証はありません(涙)
その③ 「なぜ経理なのか?」を上手く説明できない
未経験なのになぜ経理になりたいのか?
最終的にはこの質問にキチンと答えられる方が内定を勝ち取れると思います。
よくある「縁の下の力持ちになりたい~」とか「裏方で支える方が自分には合ってると思う~」みたいなテンプレ回答をしている限り、残念ながら内定を勝ち取るのは厳しいでしょう。
内定を勝ち取れる人は、前職での経験を踏まえて、経理として何をしていきたいのか・どう会社に貢献していきたいかを明確に言える人です。
企業は採用を慈善事業でやっているわけではありません。
たとえ未経験でも「この人なら会社に貢献してくれるだろう!」と思える人材を採用するのです。
自分はこうなりたい!自分はこうしたい!
そんなの企業の知ったこっちゃありません。
夢を語るのも、理想のキャリアプランを語るのも大いに結構。けど、それを実現できた場合、会社にとって利益はありますか?
会社の利益となることを、自身の経験を踏まえて実現していきたいと胸を張って言えるようになりましょう。
あなたを雇えば、どういうメリットがあるのか?
その点をしっかり考えた上で、「なぜ経理なのか?」という質問に対し明確に答えられるようになりましょうね!
内定がもらえない方の特徴【経験者編】
その① 身の丈にあった企業に応募していない
経験者は未経験者と比べると転職しやすいです。
今はどこも人手不足なので、経理の経験者であればどの企業も喉から手が出るほど欲しがっています。
ただ、自分の身の丈にあった企業に応募しなければ、経験者でも普通に落とされます。
例えば、
- 20代前半~半ばにも関わらず、ハイクラス転職を目指す
- 基本的なルーティン業務しかしていないのに決算や税務経験が必須の求人に応募する
- グローバル企業で語学が必要なのに、語学力なしで応募する
まあ、こんな感じで自分の実力以上の求人ばかり応募していたら内定をとるのは難しいでしょう。
書類選考で間違いなく落とされますし、たとえ通過しても面接時にボロがでてお見送りされてしまいます。
今よりも良い条件を目指して転職をするのはOKですが、決して高望みしないようにしてください。
自分の実力に見合った企業を積極的に応募するようにしてくださいね。
応募要件を満たしているか要チェック!
身の丈にあった企業なのかどうかは、まず応募要件を満たしているかどうかを確認しましょう。
例えば、ほとんどの経理の求人には以下の項目が記載されています。
- 経理経験3年以上
- 決算、連結対応などの業務経験
- 簿記2級、または同等の知識
ご覧の通り、たとえ経理を経験していても、それが3年未満であればアウト。経験年数が3年未満の方は、企業からすれば未経験者と同じ扱いになります。
また、ハイクラスの転職になってくると、細かく業務経験を確認されたりもします。
決算や連結はやっていて当然。計画策定や予算管理などの管理会計、税務、会計士対応などの経験もマストになっています。
さらにグローバル企業であれば、TOEICの点数も応募要件に入れられたりしています。
絶対ではありませんが、企業が求人票で「必須要件」としている部分については合格していないと、内定を取るのは難しいでしょう。
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企業から直接スカウトが来るので、自分の市場価値がどんなものか知ることができますよ!
どんな企業が何を求めているのか?
転職に興味なくても、事前に確認して、早めに業務経験を積んでおいた方がいいですね!
その② 過去の仕事内容&実績を伝えられない
これまでやった仕事内容&実績をちゃんと伝えられない人も多いです。
前職までの仕事内容に自信があって、目に見える成果を出せている方であれば堂々と伝えられると思います。
ただ、これまで伝票処理など、ルーティン業務しかやってこなかった方は、架空の実績を創り出そうとしてしまいます。
けれども、そんなことをすれば1発アウト。面接で突っ込まれたりした際はボロがでてお見送り間違いないでしょう。
これから転職する方は絶対に背伸びなどせず、これまでやってきた事だけをキチンと説明できるように準備してください。
目に見える実績ではなく、やり方を少し変えたなど小さな実績でも全然かまいません。
経験者として採用するんだから、やってきたことくらいちゃんと説明してよねっていうのが企業の本音です。
背伸びせず、ありのままの自分をPRするようにしましょう。
良い恰好をしようとして、過去の仕事内容や実績を上手く伝えられない方がたくさんいるので注意してください!
変に背伸びなどせず、ありのままの自分を企業に売り込むように!
その③ 希望条件を上手く絞れていない
内定を貰えていない人は、希望条件をガチガチに固めている人が多いです。
例えば…
- 〇〇業界でしか働きたくない!
- 年収は絶対に〇〇万円以上!
- 土日祝は必ず休みがいい!
- 年間休日は130以上がいい!
- 残業の少ない会社がいい!
断言します。すべてを叶えるなんてほぼ不可能。
もしこれまでの仕事内容&実績に自信がある方であれば、こういった感じで条件を固めてもいいでしょう。
ただ、経験が浅く胸を張れるような実績がないようであれば、実現するのはかなり難しいです。
これらの条件をすべて叶えられるのは、若手のうちに苦労して経験と実績を積み上げてきた20代後半〜の方だけ。
もし自分のスキルに自信がないようであれば、本当に自分が譲れないポイントを1つだけ選んで、それを軸に転職活動をしてください。
あれもこれも叶えようとしても上手くいきません。
本当に叶えたい条件をいくつか絞って、転職に望むようにしましょう。
おわりに
この記事では、「転職時に内定をもらえない方の特徴」をお伝えしました。
あらためて内容を整理すると、
<未経験者>
- 応募数が少ない
- 簿記検定合格=転職できると思っている
- 「なぜ経理なのか?」を上手く説明できない
<経験者>
- 身の丈にあった企業に応募していない(応募要件を満たしていない)
- 過去の仕事内容&実績を上手く伝えられない
- 希望条件を上手く絞れていない
転職で自分の理想を実現するために高望みをすることはいいことだと思います。
ただ、現実を受け入れるのもとても大事。
今自分の市場価値はどれくらいあるのか、高望みするくらいに経験や実績があるかどうか、自己分析を徹底的にしてみてください。
市場価値はビズリーチ
それを踏まえた上で、正しく転職活動をしていきましょう。
迷走しないよう、明確な軸をもって転職活動するようにしてください!