「経理に簿記の資格なんて必要ない!」って聞いたんだけど…
ぶっちゃけ本当なの?
こんにちは、ブロガーのジャックです。
今回は「経理に簿記は必要なのかどうか」についてお伝えします。
「簿記の資格なんて意味ない」という人は結構いますよね…
本当に必要ないのでしょうか??
この記事ではアラサー現役経理がこれまでの経験をもとに、自身の見解をお伝えしていこうと思います。
先に結論をお伝えすると、
- 簿記検定は必ずしも必要というわけではない
- 必要なのは知識であって、合格の有無ではない
- ただ、合格していると色々とメリットあり
それでは、ゆるく解説していきますね!
簿記検定は必ずしも必要というわけではない
- 経理なら絶対に合格しておかないとダメ?
-
絶対ではない。資格がなくても仕事はできる。
ぶっちゃけると、経理であっても簿記検定の合格は必須というわけではありません。
理由としては、
- 実務経験の方を重視している事が多い
- 社内研修が充実しているので、わざわざ受ける必要がない
- 他のスキルが優先されることもある
企業によっては、簿記検定合格よりも実務経験を重視しているところもあります。実務経験が豊富なら、資格が無くてもバリバリ仕事で活躍していけるでしょう。
最近では、簿記以外のスキルを重視している企業もあり、コミュニケーションスキルやITスキルに秀でていれば簿記の資格がなくとも仕事で貢献していけることもあります。
経理=簿記というイメージがありますが、必ずしも必要ではないんですね!
簿記検定を持っておくメリット
先ほどの項目で簿記検定が必ずしも必要でない事をお伝えしましたが、持っておくと様々なメリットがあります。
主なメリットとしては、
- 基礎知識の証明
- 信頼性の向上
- キャリアの発展
まず、簿記検定の資格を持っていれば、経理に必要な知識を有しているという証明になります。そしてそれは、雇用主や同僚・上司から信頼を得られる事にも繋がります。
経理業務をスムーズに行うための基盤がすでにできているので、仕事を安心して任せられることはもちろん、何か複雑な問題に直面したりトラブルが発生した時でも、簿記の知識を使って解決してくれるだろうと信頼してくれます。
さらに、資格をもっているということで、昇進や転職の際に有利になります。
特に上級職や管理職を目指す場合、資格があると評価がアップするのは間違いないので、キャリアアップを目指すなら持っておいた方がいいかもしれません。
必ずしも必要ではありませんが、持っているとかなりのメリットがありますね!
簿記検定を持たないことによるデメリット
逆に簿記検定を持たないことによるデメリットは何なのか?
ざっくりお伝えすると、
- 同僚や上司から知識を有しているかどうか疑われる
- 転職する時にマイナスとなる可能性あり
- 昇格の際に足枷となる可能性もある
やはり1番のデメリットは周りからの信頼性が損なわれるというところ。
社内でバリバリ仕事をしていて、周囲から尊敬されるような成果を出しているような方であれば資格をもっていなくても大丈夫だと思います。
ただ、若手であったり、目に見える成果を出せていない状況であれば、同僚や上司から「アイツ簿記の知識ちゃんと持ってるの?」と疑われてしまうかもしれません。
そうなってしまうと仕事をなかなか振ってくれず、単純なルーティン業務しか任せてもらえなくなってしまうことも。
また、転職する際にもデメリットがあります。
今はほとんどの企業が募集要項に「簿記2級以上」と記載されているので、持っていないと応募すらできない可能性もあります。
中には「簿記2級または同等の知識」といった感じで、知識があればOKみたいなところがありますが…
企業からすれば、やはり簿記2級以上を持っている応募者の方が、知識を有している証拠になるので安心できるでしょう。
総じて、持っていない事によるデメリットの方が大きいような気がするので、経理になる方は持っていた方がいいのではないでしょうか?
資格を持っていない事によるデメリットの方が大きい気がします…
個人的には、時間のある時にサクッと合格しておいた方がいいと思います!
これから簿記検定にチャレンジする方へ
ここまで記事を読んで「なら簿記検定にチャレンジしてみようかな?」と思ってくれた方のために、少しだけ簿記検定の学習についてアドバイス。
まず、独学で勉強 or 通信講座のどちらがいいのか?
ぶっちゃけると、簿記3級や2級であれば、独学でも合格することはできます。
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また、簿記3級であればCPA会計学院で資料請求(無料)をすると、無料でテキストと問題集がもらえて、解説講義も無料で視聴できるという破格のサービスもあります(詳しくはコチラの記事をどうぞ)
「あまりお金をかけたくない」という方はぜひこの方法を試してみてください!
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独学での注意点
先ほど独学でも合格できるとお伝えしましたが、1つ注意点があります。
独学はモチベが下がりやすく、ズルズルと勉強を先延ばししてしまう可能性もあるということを理解しておいてください。
とくに簿記は少しクセのある学問なので、内容が理解できず、そのまま諦めてしまう人もたくさんいるのが現実。
もし、「勉強を続けていけるか不安」「早く合格して気持ちをラクにしたい」そういった方であれば、通信講座を使うのも全然ありだと思います。
私が個人的におすすめなのが、
これらの通信講座は費用も安く、サービス内容も充実しているのでおすすめ。
特に「スタディング」は簿記3&2級セットコースなら21,800円。単体でも3級なら3,850円、2級は19,800円という破格のお値段なので、懐具合が厳しい方でも気軽に利用できるとおもいます。
短期での合格を目指しているなら、ぜひ検討してみてください!
合格するためのコツ
- 問題集は何度も繰り返し解く
- 困った時は仕訳を考えるクセをつける
- 過去問&予想問題は最低でも3回は繰り返し解く
詳しくは別記事にて紹介しますが、勉強していくならこの3つは意識するようにしてください。
特に過去問&予想問題は1回やって終わりではなく、何度も繰り返しやって問題の解き方を身体に染みこませるように!
簿記は何度も問題を繰り返すことでレベルアップしていく学問です。1回やって満足しても試験では太刀打ちできません。
大切なことなのでもう一度言います。過去問&予想問題は絶対に3回は繰り返し解くようにしましょう!
同じ問題でも、何度も繰り返し解いてください!
簿記はスポーツです。やった分だけレベルアップできますよ♪
■簿記3級の合格方法をまとめた記事はコチラ
■簿記2級の合格方法をまとめた記事はコチラ
おわりに|簿記検定はマストではないが、持っているとメリットあり!
この記事では、「経理に簿記検定の資格は必要なのかどうか」についてお伝えしました。
あらためて内容を整理すると、
- 簿記検定は必ずしも必要というわけではない
- 必要なのは知識であって、合格の有無ではない
- ただ、合格していると色々とメリットあり
企業によっては、実務経験や他のスキルが重視される場合もあるため、必ずしも資格がなければならないわけではありません。
ただ、簿記検定の資格は経理業務において非常に有用であり、キャリアの発展において役立つことが多いです。
同僚や上司など、周りから信頼されるのはもちろん、転職の際は資格保有がマストであったりもします。
なので、必要かどうかは自分のキャリアプランや職場のニーズに合わせて判断しましょう。
簿記の資格が必要かどうかは自分によりけり。
ただ、個人的には持っておいた方がいいと思います!
最終的には自身のキャリアプランや今の仕事で求められていることを鑑みて判断しましょうね!